- FWM2016参加No.15 いちだ みなみ
- 過去FWM参加:初参加
- 2016年3月現在の活動拠点:鹿児島県鹿児島市
- 滞在期間:2016年2月9〜15日/18〜29日 18日間
- 会期中活動
②夕暮れからも楽しめる点灯式
2月21日トークセッション出演
- メディア出演・これからの活動など
2016.2.23 KKB鹿児島テレビ放送「かごしまときめきTV」にて吹上ワンダーマップ参加アーティストとして紹介
2016.2.24 南日本新聞にて吹上ワンダーマップ参加アーティストとして紹介
いちだ みなみより
初参加、初野外ということもあり、
会期よりも9日ほど早めに現地させていただきました。 吹上ワンダーマップのテーマが『内』ということで、
どんなものを内から外へ出していくのか、 空間に居ながらして考える機会を得られたこと感謝しています。 滞在しながら感じることや聴こえて来る音、
音楽からインスピレーションを受けて藤棚下の空間で生まれてきた ものを再現していきました。
球体たちは日々表情を変え、時に風の行方を知らせ、
時に身を隠すように雨の雫を纏い、時に太陽の光に染まり、 自分の存在を知らせるように影を落としていた。 ある夜には鼓動するように光を灯し、 星空の下に静かに漂っていた。 球体たちはくるくると回るもの、ふわふわ風に身を委ねるもの、
動いているのかいないのか分からないものもいて、 まるで個々に意志があるかのように浮遊していた。 ワークショップ
おりがみでつくった星のモビール。晴れの日限定で、
時間のかかるワークショップだったにも関わらず、 会期中16個ほどの星が生まれました。(一部ではありますが、 画像あり。) 1つの星を作るのに30個のパーツがいると説明すると、 参加者のほとんどは驚いていました。 中には覚悟の上わくわくして来ましたといった感じの方もいらっし ゃいました。 はじまりはそれぞれ色々な心持ちだったとは思いますが、 それでも次第に形になってくると皆さんそれぞれの達成感が生まれ ていくのが分かりました。帰り間際には、「家でもまた作ります」 という方や「楽しかった」、「手先のリハビリになった」、「 頭のいい運動になった」、「夏休みの宿題になりそう」、「 もっと色をこうすればよかった」 など個々それぞれの前向きなご感想をいただきました。 陽だまりの中、 作り手の表情や意識の変化にも目が離せないワークショップとなり ました。ご参加いただきましてありがとうございました。 『この場所にいると』
雨が降りそそぐ日には 雨水が落ちて来る瞬間を ずっと追っていたいと思う
風が吹く日には 風が水面を走るのを じっと眺めていたいと思う
雲が空を埋め尽くす日には 樹々の囁く音を もっと聴いていたいと思う
太陽が照らす日には 地面に出来た影を そっと描き写したいと思う
星がまたたく日には 訪れる人びとに少しばかりの穏やかさを すっと届けたいと思う
月がまぶしい日には 鳥が静かに眠るのを きっと見守っていたいと思う
この場所にいると 何でかな いつもがまぶしい
- いちだ みなみ 今回の会場提供・協力
「湖畔の宿 みどり荘」様 電話:099-296-2020
営業時間・宿泊予約やお問い合わせは上記リンクよりお願い致します。